海浜鉄道でお祭り気分満喫のひとときでした。

３００年ほど前から続いている天満宮御祭禮(みなと八朔まつり)が，8月24日〜27日の4日間行われますが，それに先立ち田中町氏子会では7月17日（月）にひたちなか海浜鉄道と粋鼓連のご協力の下、「お囃子列車」を走らせました。

那珂湊駅〜勝田駅〜那珂湊駅〜阿字ヶ浦駅〜那珂湊駅のコースを約1時間半、粋鼓連のお囃子に総勢70有余名の参加者は満喫させられました。車内は参加者の熱気で空調も一時ストッフするほどでした。

　阿字ヶ浦駅での20分間の休憩時間では、子供たちの太鼓をたたく体験を取り入れました。私たちが住んでいるこのひたちなか市では今、シビックプライド（Civic Pride）を育むまちづくりが展開されています。子供たちがまちの行事やお祭り等に積極的に参加していると、子供たちは大きくなってもこのまちに住み続けたいとかこのまちが大好きになるということが言われています。

間もなく顔の見える関係の中で同じ楽しみ、同じ伝統を分かち合いながら体と心を揺さぶるような祭りが展開されます。この祭りはまさに子供たちにとって、心躍る瞬間ではないでしょうか。そのことがやがて「この湊を支えていくんだ。」という気持ちになっていくのではないでしょうか。

　優雅な、そして優美なこの天満宮御祭禮は他の市町村のお祭りとはひと味違う祭りです。これからもこの天満宮御祭禮(みなと八朔まつり)を通して雅の世界を継承していってほしいと願っています。

動画にてお囃子列車の様子をお楽しみいただけます！